Phonics-IPA 発音記号クイズアプリ

カルタ5: 辞書が「読める」ようになる実践シミュレーション

「カルタ5」は、発音記号(形)を見て、その音を含む単語(実例)を選ぶアプリです。 これは、まさに「辞書を引いた時の脳の動き」をシミュレーションするトレーニングです。 辞書で未知の単語の発音記号を見た時、瞬時にその音がイメージでき、具体的な単語の発音として再現できるか。その能力を養います。

アプリを起動する (無料)

記号を「音の記憶」に変換する

例えば、辞書で /bɜːrd/ という記号を見たとします。 この時、真ん中の ɜː という記号を見て、「あ、これは Bird の真ん中の音だ!」と瞬時に変換できれば、正しく「バード」と発音できます。 しかし、変換できなければ「ベアード? バード?」と迷ってしまいます。 このアプリは、記号を見た瞬間に「代表的な単語(アンカーワード)」を引き出す反射神経を鍛えます。

初見の単語も怖くない

英語学習が進むと、出会う単語の難易度が上がり、スペルだけでは発音が推測できない単語が増えてきます(例:Colonel, Choir, Gaugeなど)。 そんな時、頼りになるのが発音記号です。 このアプリでトレーニングを積んでおけば、どんなに難しい単語でも、辞書さえあれば自信を持って発音できるようになります。 それは、英語学習者にとって最強の武器を手に入れることを意味します。

トレーニングのポイント

1. 記号を声に出す
お題の記号が出たら、まずはその音単体で発音してみましょう。「これは...アー...」
2. 単語を探す
その音を含む単語を一覧から探します。「アー...Birdだ!」
3. 単語全体を発音する
選んだ単語を声に出して読みます。記号の音が単語の中でどう響くかを確認します。

「使える英語」への架け橋

発音記号は、言語学者だけのものではありません。すべての英語学習者が、より効率的に、より正確に英語を習得するためのツールです。 「カルタ5」を通じて、記号と実用単語の結びつきを強固にし、辞書を使いこなせる自律した学習者を目指しましょう。

【実用編】辞書を100%使いこなすスキル

「カルタ5」は、記号を見て、その音が含まれる単語を選ぶモードです。 これは、辞書で発音記号を見た時に、正しい単語の音を再現するプロセスそのものです。

多くの人は、辞書で意味だけを見て、発音記号を無視してしまいます。 しかし、発音記号こそが、その単語を「使える」ようにするための取扱説明書です。 このアプリでトレーニングを積めば、未知の単語に出会っても、辞書さえあればネイティブ並みの発音で読むことができるようになります。

「音の足し算」で単語を組み立てる

英語の発音は、積み木のようなものです。 一つ一つの記号(音素)を正確に積み上げていけば、必ず正しい単語の音になります。

例:Map [mæp] の場合
1. [m]:唇を閉じて「ム」
2. [æ]:潰れた「ア」
3. [p]:唇を弾いて「プッ」

これらを滑らかにつなげれば、「マップ」ではなく、英語らしい「Map」の完成です。 このアプリでは、記号を見て瞬時にその音の構成要素を持つ単語を選び出すことで、この「音の組み立て能力」を養います。

カタカナ発音からの脱却

記号から単語を想起する練習を繰り返すと、脳内の「カタカナ変換機能」がオフになります。 「バス」ではなく「[b] + [ʌ] + [s]」として認識できるようになるからです。 これは、英語を英語のまま理解する「英語脳」への第一歩です。

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